【9割が勘違いしている】ダイエットが上手くいかない理由

あなたのダイエットはなぜうまくいかないのか？
参考にすべきものが間違っている
生存者バイアス（生存バイアス）とは
あなたの失敗経験は最高の財産
ダイエットを成功させるためには
痩せたいあなたの為に

あなたのダイエットはなぜうまくいかないのか？

久しぶりに着た服がキツくなっていた。
友達が撮った自分が明らかにデカくなっていた。

自分が太ったなと感じる瞬間は、日常にこれでもかというほど転がっていますよね。
その度にあなたは「ダイエットしよう」と意気込み、チャレンジしているはずです。

でもなぜか、この記事を読みに来るくらいにはダイエットが上手くいっていないですよね？

あなたのダイエットはなぜうまくいっていないのでしょうか？

それは、SNSやテレビで見かけた”ダイエットに成功した人の手法”を真似ているから。

「え？成功した人の方法を真似るのは良い事なんじゃないの？」
そう思う方も多いかもしれません。ですが、成功者がやっていたことがそのまま自分にも当てはまるかというと、意外とそんなことはないんです。だからこそ、あなたはまだ痩せられていないんです。

参考にすべきものが間違っている

こういった見出しを書くとちょっと角が立ってしまうんですが、あなたが参考にしているのダイエット法はこんなものではありませんか？

一見すると「これなら私にもできるかも！」「こんな方法があったんだ！」というように非常に参考になるありがたい情報のように思えますね。ですが、ちょっと待ってください。この人たちのやり方がそのままあなたに当てはまると思いますか？

ダイエットは

性別
年齢
身長
元の体重
元の体脂肪率
日常での運動量

ざっと出してもこれくらいの要素が絡み合っているものです。
単純な話、体重が100kgの人と体重が50kgの人とではダイエットのしやすさは大きく変わってきます。
ほかにも、例えば画像のタイトルのように「運動なしでも10kg痩せた」と言っても、この方が日々の通勤で2km歩いていて、かつ仕事でビルの階段を3階から６階まで何度も往復していたとしたらどうでしょう？この方にとってはそれはごくごく当たり前のことで特に意識して運動をしているわけではないので、「運動なしでも10kg痩せた」という事が出来ます。では、そんな人のダイエット法がそっくりそのままあなたに当てはまるのでしょうか…？

こういった、成功者の事例ばかりを参考にしてしまう事を
生存者バイアス（survival bias）と言います

生存者バイアス（生存バイアス）とは

生存者バイアスとは、認知心理学の用語で、失敗した対象を見ずに、成功した（≒生存した）対象のみを基準に判断をしてしまうことです。

インスタのストーリーにもアップしていましたが、戦闘機の例を見てみましょう。

戦場から帰還した戦闘機の被弾個所を調べると画像のように両翼と尾翼にたくさんの被弾がみられました。このデータを元に戦闘機の装甲を補強するならあなたはどこを補強しますか？

被弾の多かった両翼と尾翼を重点的に補強するでしょうか？

それこそがまさに「生存者バイアス」なのです。
この例において、銃撃を受け両翼に被弾した戦闘機は戦場から帰ってこれており、
逆に被弾がみられなかったコックピットやエンジンに被弾した戦闘機は全て撃墜されたという事が分かります。
つまり、生存した機体の被弾個所を補強するのではなく、生存できなかった機体の被弾個所を補強すべきだったんです。

成功者の手法を真似ることす全てが悪いとは言いませんが、それはあなたにとって最適な方法なのでしょうか？ダイエットにおいて本質的で、科学的にも成功率が高い事なのでしょうか？
生存者バイアスに囚われず、あなたに合ったダイエット方法を見つけていきましょう。

あなたの失敗経験は最高の財産

生存者バイアスの例を逆説的に捉えると、あなたの今までの失敗経験から学べることはたくさんあるはずです。あなたはなぜこれまでのダイエットに失敗したのでしょうか？

ストレスが溜まりすぎて続かなかった
面倒になってしまった
結果が出ず、不安になりいつの間にかやめてしまった

多くはこういった理由からではないでしょうか？
では

「なぜストレスが溜まってしまうのか？」
「なぜ、面倒になってしまったのか？」
「なぜ結果が出なかったのか？」
「なぜ不安になってしまうのか？」

これらをしっかり見つめなおし、対策を打てばダイエットは成功するはずですよね？
あなたのダイエット成功までの道のりはあとほんのちょっとです。